2010年5月11日火曜日

食事で癌が?・・・そんなんで効くんか?

退院後、我が家の食卓の風景は一変しました。手の平を返す様にしてである。
 それまでの王者{お肉}が完全消滅して、新たなチャンピオンとして野菜と言うのか、精進料理の登場である。京料理の原点は中華料理と言うが、原点も原点、豆腐とかで、毎日がお盆の有様である。僕のキャラからして今更、草食系は無理だ! 我慢たまらず訊いたのが、表題の如くである。

食餌療法の幾つかの書籍の中では決まって、肉(四足歩行)と塩分がリスク因子として挙げられている。で、続いて、キノコ(アガリスク茸で有名)やプロポリスが体内の免疫を高めて治療効果を望めるとしている。とある医師の著作では癌が完全に消え去ったとまである。ホンマかいなぁ~。
但し、前提条件があって、血液中の白血球数が3000ヶ以上で、尚且つリンパ球が1000ヶ以上が対象者と言う訳である。この条件が必要で充分とは言って無い所が流石に医者らしい。が、兎も角、肉が食べたいが為には説得させるしか無いので、口論を避けてこのプログとなりました。旨く行くと良いのだけれども・・・・。先ずは、リンパ球の居所から探ります。血液内にあります。血液検査で貰う報告書に記載されている筈です。
記号はWbcLymphocyteです。

血液=血球(45%)+血漿成分(55%) 
血球=赤血球(96%)+白血球(3%)+血小版(1%) 
白血球(WBC)リンパ球(Lymphocyte 20~30%)+好中球(50~70%)
(4000~10000ヶ)                     (800~3000ヶ)     (2000~7000ヶ)

健康な人は通常 白血球=4000~10000個/L (1リットル、若しくは1mm立法平方m当たり)血液の出生地は大半が骨盤内(腸骨)で造血されます。白血球は未熟なままで胸腺に運ばれて胸腺で完成されます。この胸腺は紀元前40年からその存在は良く知られ、語源は香草タイムの香りに似ている事からチムスと呼ばれました。フランスではグルメに珍重されていますが、その機能が明らかになったのは今から約40年ほど前のつい最近の事です日本で言うと昭和の後半です。
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