2010年11月27日土曜日

手かざし スピリチュアルな女(ひと)


退院して幾日かの或る日、友人の紹介で凄い美人と会った。20代と思われるその女(ひと)が病を癒すと言う。簡単な自己紹介の後、早速癒して貰う事にした。友人が前もって僕の病状(インポ)を説明していた所為か、用心無く二人きりで事にオヨんだのである。


『では、お願いします』と早速ズボンを脱いで、パンツ1マイになったが、相手は怪訝な様相。『え!?』と僕。電波か電磁波かは知らぬがエネルギーを放出する手かざしならば出来るだけズボンなどのシエルターなど無いほうが好いに決まっていると、常識的に考えての行動だったが・・・『ズボンを穿いて下さい』と言う。???『あのぅ・・・聴いておられると思うんですけど、僕は前立腺癌で あのゥ~・・・インポを治したいですけど・・・』オロオロして、やっとこさ弁解がましく自分の行動の正当性を主張したが、『正座してください』と返事がきた。赤面して正座すると『ズボンを穿いて』『ハイ』と僕。慌てて転びそうになりながらズボンを穿いて正座し直しました。内心{なんや?なんや?この女?}『手を合掌してください』もうすっかり気圧されていていたのか洗脳されていたのか言う通りに合掌しました。

『そんな、キリスト教みたいでなく、掌(てのひら)をあわせて』と注文がつきました。
『僕は無宗教ですけど、お稲荷さん以外には、そんな事出来ません』と必死の形相で反論しましたが、『効果半減ですよ!』キツイな~!コイツ、コイツと思いながらも威圧感からか、これ以上逆らえなく、『主よ御赦しを・・・』と無言で唱えると、『目を瞑ってください』もう僕もすっかり従順で天国に召される想いで、目を閉じました。何か女性はブツブツいいながら頭を祓っている様な気配を感じました。暫くすると、『頭をお下げください』と言葉は丁寧だが、高圧的な物言いで強要しました。当然僕は従順です。{インポ治るかも・・・}
当然お持ち帰る事も出来ずお送りして帰りました。
あれから幾月か経ていますが、インポのままです。 

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